企業や会社、今ではSOHOという働き方も増え、個人事業者でも法人契約した携帯電話を利用している方は増加傾向。
そんな法人携帯には、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアはもちろん、今では格安SIM業界も法人契約に参入し、まさに群雄割拠、熾烈な価格競争が繰り広げられています。
そんな状況の中、「どこの法人契約がいいのだろう?」と、なかなか決めどころが難しい。
そこで、今回おススメしたいので「ドコモの法人携帯契約」です。
ドコモといえば、もともとはNTTの関連企業だったこともあり、通話品質に関しては申し分ありませんよね。
現在では、法人契約にも力を入れ様々なサービスを展開しています。
ということで今回は、そもそも法人携帯とはどんなメリットがあり、さらに、ドコモの法人契約で得られるメリット「おトク」、「便利」、「安心」について、簡潔にご紹介いたします。
1、そもそも法人携帯にはどんなメリットがあるのか?
そもそも「法人携帯」とは名前の通り、簡単な言い方で「法人名義で契約する携帯電話」のことになります。
その法人携帯を企業や会社が利用することで、以下4つのメリットが期待てきます。
➀通話料金のコスト削減
新しく法人契約した法人携帯を導入するだけで通信コストの大幅な削減が期待できます。
その理由として、法人に対して特別な料金プランが提供されており、同じ法人同士の通話やメールが無料になることもあります。
また、契約台数や契約期間でも料金割引などが適用され、会社の保有台数が多ければ多いほどお得になるのです。
➁情報漏えいを未然に防ぐ
社員に法人契約した携帯やスマホを支給することで、取り扱い・保管方法などの規程やルールが整うことによるリスクマネジメントにつながります。
また、法人契約をしていれば、もし社員が携帯電話を紛失しても、会社から携帯会社にロックすることも簡単にでき、情報漏えいのリスクを軽減し、セキュリティー面が強化されます。
➂経理処理が簡素化
会社で個人のプライベート電話を業務用として使わせているケースでは、毎月の清算業務で時間・手間がかかってしまう。
また、プライベートと業務の使用区分の判断が難しく、何かとトラブルはつきものです。
そこで、法人携帯を導入することによって、一括請求になるので経理業務を格段に簡素化できます。
さらに、携帯通話の公私混同が少なくなり、社員とのトラブル防止にも一役買ってくれます。
➃業務効率の向上
現在の携帯電話は、便利なツールが日々増加し続け、もはや小さなパソコンです。
写真の撮影、路線の経路や地図を調べたり、といった使えるシーンはいくらでもあります。
また、法人契約した携帯・スマホを社員に支給する際、メールアドレスを社内で一括管理することにより、メールの送信も簡単。
このように、法人携帯の導入は業務効率の面でも様々なメリットがあります。
また、法人契約なので通信料金もお得、データ使用量を気にする必要がなくなり、生産性の向上にも繋がるでしょう。
以上、大きくはこの4つのメリットが期待できます。
さらに、その他にも小さなメリットは無数にあり、企業や会社、SOHOにおいても、法人携帯の導入がおススメなのです。
2、ドコモの法人契約で得られるメリットは「おトク」「便利」「安心」!
前項でご紹介した法人契約のメリットはどのキャリアにも当てはまることですが、ドコモで法人契約することによって、
という、3つのメリットが期待でき、内容を簡潔にご説明すると以下の通りとなります。
➀「おトク」な料金プラン
ドコモの法人契約には、法人に特化した「カケホーダイ&パケあえる」という料金プランで「おトク」になるのです。
『スマートフォンもタブレットもケータイもデータ通信も社員みんなでおトクに使える!』をコンセプトに、
■カケホーダイプラン
■ビジネスシェアパック
という内容で構成されています。
カケホーダイプラン
カケホーダイプランは、ドコモどうしの通話は勿論、他社のケータイや固定電話にかけても、24時間通話が無料になるプラン。
幅広く使えて0円で通話ができるので、通話料の大幅な削減が可能となります。
また、カケホーダイプランには、スタンダードプランの他にも、
・カケホーダイライトプラン:1通話あたり5分以内の国内通話が何度でも無料
・シンプルプラン:通話を受けることの多い方向けのシェアパック専用プラン
・データプラン:データ通信のみご利用の場合にオススメなプラン
・デバイスプラス:周辺機器向けのプラン
と、スタンダードプランと合わせて、5種類のプランから利用に合わせて選択することができます。
ビジネスシェアパック
ビジネスシェアパックは、いわゆるバケットバックのことを指していますが、ビジネスシェアパックは25種類あり、一番小さい200MBのプランから最大3000GBのプランまであります。
会社の規模によって選びやすくなっており、データを無駄にしない仕組みとなっています。
それは、当月のデータ量の余りを、社員グループでシェアすることが可能。
スマホやケータイ、タブレットが対象となり、法人ならではのサービス内容になっています。
以上、2つ「カケホーダイ」と「パケあえる(ビジネスシェアパック)」で構成され、さらに、ドコモでは利用年数が増えるごとに割引になる「ずっとドコモ割」というものが適用されて1つの料金形態となっています。
簡単には、
カケホーダイプラン+ビジネスシェアパック(パケットパック)-ずっとドコモ割=月額基本料金
となります。
「ずっとドコモ割」は、利用年数で割引額が異なり、4年以上で100~1,000円、10年以上で600~1,800円、15年以上で600~2,500円の割引が適用されます。
➁「便利」なサービス
ドコモの法人契約では、
■ドコモクラウド
■ご利用料金管理サービス
と、ビジネスに「便利」な2つのサービスが利用できます。
ドコモクラウド
情報の共有や管理に役立つのがこのドコモクラウドです。
クラウド上から、様々なサービスを活用できます。
主に次のような使用方法があります。
・ドコモ電話帳:機種変更してもすぐにデータ移行が可能
・ドコモメール:モバイルとPCで同じアドリスが利用可能
・フォトコレクション:全ての写真データをスマホで管理可能
・データ保管BOX:ファイルやフォルダが簡単に保存でき、社員同士で共有できる
・スケジュール&メモ:登録してあるスケジュールメモをスマホとPC両方から見られる
以上のようなメールや電話帳、写真データなどの「大切なデータ」を、スマートフォンだけでなく、ドコモのサーバでも管理できます。
ご利用料金管理サービス
ドコモの法人契約回線の「ご利用内訳書」や「料金明細内訳書」のデータがWeb上で、閲覧・集計・分析・ダウンロードできます。
つまり、携帯電話の利用状況を分析することにより、ムダを発見でき、将来的な通信コスト削減に繋がります。
この2つのサービスを出来ることによって、クラウド上で情報を一括管理ができ、さらに、携帯料金の集計・分析することによって通信コストの削減に繋がっていくのです。
➂「安心」の運用サポート
キャリアによってサポートサービスは異なりますが、ドコモでは、
■セキュリティ「あんしんマネージャー」
■トラブル「ドコモあんしんスキャン」
■災害「エリアメール」「災害用安否確認」
と、大きく3つの「安心」の運用サポートが用意されています。
セキュリティ「あんしんマネージャー」
「あんしんマネージャー」は、ドコモが提供するMDM(モバイルデバイス管理)サービスです。
社員に支給した法人携帯の遠隔ロック・初期化はもちろん、カメラやワンセグなどの機能制御や業務に不要なアプリ制限、利用状況の監視など法人携帯の管理業務に活用できる便利なサービスです。
トラブル「ドコモあんしんスキャン」
危険なサイトやアプリからお客様のスマートフォンを守るセキュリティ対策アプリです。
その機能は主に以下の3種類あります。
・セキュリティスキャン:アプリインストール時など、さまざまなルートから侵入するウイルスを検出
・セーフブラウジング:フィッシングサイトなど危険なサイトへのアクセスを警告し、ブロック
・プライバシーチェック:情報漏えい(個人情報、位置データなど)のリスクをチェック
災害「エリアメール」「災害用安否確認」
特に災害時には連絡をすることが困難なケースがあるので、災害に備えるために利用されます。
・緊急速報「エリアメール」
気象庁が配信する緊急地震速報、津波警報、気象等に関する特別警報、国・地方公共団体が配信する災害・避難情報を、回線混雑の影響を受けずに受信できます。
・災害用安否確認
地震など大規模な災害発生時は、多くの人が被災地への安否確認などに携帯電話を利用することで、ネットワークが混雑し音声通信がつながりにくい状態となります。
そのような事態の場合、ドコモでは音声通信より比較的つながりやすいパケット通信を利用した安否確認用のサービスを提供しています。
これらのサポートは、アプリをインストールするだけで利用ができます。
設定も簡単なので、ドコモの法人携帯の導入の際は、必要に応じてアプリをインストールしておくと、万一のケースでも安心できるサポートです。
3、まとめ
ドコモの法人契約では、ご紹介した「おトク」「便利」「安心」という3つのメリットが期待できます。
他のキャリアにも「おトク」「便利」といったサービスはありますが、ドコモ独自のサービスで、法人契約も安心して利用できるのではないでしょうか。
特にサポート面の「安心」でさまざまなサービスが用意されているので、利用状況などに応じて選ぶことが大切ですね。